落ち着け、ジブン!
前回のきっぱさんエントリー「多読する子どもたちのことば」とぉってもよかったですよね!実際に「多読」で英語を身につけている子どもたちの素直な感想は、「よーし!多読レッスン進めるぞ!フンガー!」という励みになります。
一方、生き生きとした感想の背後から浮き上がってくるひとりひとりの環境や状況を読めば読むほど、、、「自分の周りの子どもたちのそれとは同じこともあれば、違うこともある。そこをしっかり見極めるというのも必要だなぁ、、、落ち着け、落ち着け、、、」と、良さそうなやり方を聞きかじったりするとついつい前のめりになりがちなジブンを戒めております(笑)。
例えば、私が最初に「多読」について聞いた時、、、(それは15年ほど前でした)
「ほほー、これなら、ジブンが介入しないで、本を用意すればいいだけかも?楽チンかも?」
という若干、アマアマで安易な考えが全く全然、金輪際、なかったとは、、、正直言い切れません。いえ、そんな「手抜き」の意図ではなく、、きっぱ教室の報告にあるように、「先生が直接教えるんじゃなくて、一個置くっていうか、クッションを置くっていうか・・・。」に憧れていた、ともいえますね(汗汗)
「だって、手取り足取りしちゃったら、子どもたち、育つタイミングなくなるんじゃない?」という気持ちの表れと、言い直しましょう。
ま、とにかく、「本を揃えればなんとかなるのかな? え?ORTなの?あらま、ちょっとお高いじゃない?」などとドタバタしながら開始した本集め。
そして、出会った「あれ、どうしよう?」の事態は、、、
「読みたくない子」の出現!むしろ、「読みたい」子の方が少数派かも。
自分自身が読書好きだったので、「楽しそうな本があれば、きっと読んでくれるんじゃない?でも、あんまり無理強いもしたくない。だって、読みたくないのに『読め!』って言われたら自分だったら『ふん!読むもんか!』って思うかも、、でも、どうしよう?」と、どっちつかずな感じで、レッスンでは読み聞かせをしつつも、多読支援については、「読みたい!」と積極的な子にのみ行っていました。でも「読みたくない子」はどうしたらいいのかなぁ。皆さんならどうします?
「楽しみ方」を知らないと「楽しくない」
「読みたくない子、本が苦手な子」って、、、そもそも『本の楽しみ方』を知らないんだー!」
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もっと早く気づけよ!
「子どもたち、ひとりひとりの気持ちに、じっくり寄り添いながら、どうしたらいいのかを、それぞれの現場で考えていくこと」
かな、と思います。多分、きっぱセンセは、その部分をとってもていねいにしているからこそ、珠玉の言葉が生まれるいいレッスンができているのかと。
「英語」ガー
「受験」ガー
「グローバル」ガー
と言っても、それはある種、「オトナ側の事情」に過ぎない場合もあるのでは?黙々と従っているように見える子どもこそ、ちょっとシンパイ になります。だって、口開けて「次はなーに?」って待っているだけになるかもしれないから。それから、無理やりオトナの理想に合わせている子もいないとは限らない。違うかなぁ。
人には人の
もちろん、「ふーん、よかったね」と、軽く受け流しましたよ。本人の前ではね(^^;)
きっぱ教室の生徒さんは、彼らにあった形で支援を受けているからこそ、生き生きと多読を楽しめているんですよね。もちろん「ベスト」の正解は一つではない。なぜかというと、ひとりひとりが違うから。そしてその違いを大事にするのが多読支援だと思うから。今は、こんな心境です。
人には人の、、、 シケにはシケの、、、
これって、「地産地消」?あれ、違う「身土不二」ってことかな?それとも「人には人の〇〇菌」???
きっぱさんのブログから、いろいろ思い出したり、振り返ったりできました。多謝。
日銭が入らず、、、の緊急事態でもありますが(笑)。ペースダウンをするからこそ見えることもあるかも、と考えております(結構「前向き」、別名「あきらめ」)。
これは、最近、FBで見かけた言葉です。とりあえず、、、「ジャガイモ」はまだうちの貯蔵庫に残っているので、食べることは困らないのが救い(笑)。
みなさま、どうぞお大事に。
北海道 オホーツク
大空町
新井希久子
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