オンライン朝読のすすめ

今日から夏休みですね。今年の夏休みはどんな夏休みになるのでしょう?

2020年はあっという間の1年でした。2月、突然のコロナウイルスに世界中が襲われ、3ヶ月の休校。私の住む町では、夏休みはたったの2週間。お盆が終わると、すぐに2学期が始まりました。私の教室でもようやく対面でのレッスンに戻ったと思いきや、緊急事態宣言が発令し、またオンラインレッスンへと変更したり、教室に来たい生徒、オンラインで参加する生徒、できる限り安心、安全な環境で学びの時間と場所を確保したいと、ハイブリッドで対応したりと四苦八苦でした。
それまでは貸し出しを中心にしていた多読にまで行き着かない。そんな1年でした。12月、もう1年が終わるなあとふと本棚に目をやると、長く借り手のない絵本や本がこちらを見ているよう。ふと朝読の事を思い出しました。そういえば、Kippaさんは長い休みの度に集中多読をしておられたなあ。オンラインでも朝読の会をしている人もおられたなあ。冬休みにやってみようか!? 思いつきでやってみたオンライン朝読の会、予想以上にうまくいったので、この夏休みもやろうと思います。

夏休みに、こんな朝読の会はいかがでしょうか?
昨冬のオンライン朝読の会の取り組みをシェアさせてください。

準備は・・
約2週間前に、生徒に朝読の会やります!本を取りにきてください。と告知し、Zoom ID を直前に保護者に配信しました。最後のレッスンはそれぞれに数冊選んで持ち帰ました。これだけです。

そして朝読が開始しました・・・
期間は12月26日から29日までの4日間。
1部は中高生の部を朝8時にスタート、50分を3つのパートに分けて取り組みました。最初の25分は各自、画面をオンまたはオフにして読書をします。その後の15分は、学年をまたいだ縦割りグループで中1から高2までのグループ5,6名でBook Talkをしました。毎回、司会者を決めて、15分を有効に使うよう、全員が話せるようにとだけ指示。Breakout roomでは、中高生が入り交じって熱く自分の選んだ本について語っている姿を見るのは頼もしく、うれしいひとときでした。
最後の10分は、赤松によるstory telling をしました。
コロナの前は、大きなイベントでは絵本の読み聞かせを行っていたので、朝読の会でも読み聞かせをしたいなと・・しかし、絵本の中身をオンラインで見せるのは、著作権に引っかかるという事を聞いて、読み聞かせを断念しました。どうしたものかと思案しているうち、retelling を思いつきました。絵本の中身を見せずに、自分の言葉でお話を伝えました。意外に中高生達も楽しんでくれました。

2部:小学生の部 Am 9;00 ~9:40
さて、小学生の部はどうしたものかと・・、zoom の前で本を読むよりも皆で楽しめる読書はないかな?と思ったところ、ありました!!YouTubeにたくさん良書がアップされています。このYou Tube 読書を楽しんだ後、後半は、同じく赤松によるstory telling で本の世界を楽しみました。

この夏休みはどんな本を読もうか?今からワクワクしています。

しあわせな読み聞かせ がんばらない多読

しあわせな絵本の読み聞かせからがんばらない多読へ... 経験豊富な全国各地の先生たち 「読み聞かせ多読 グループ」が発信します #読み聞かせ #多読

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