はじめまして、Toyoko English TentのToyokoです。
子どもたちと共に
川崎市の久地、ちょっと面白い国の有形登録文化財"円筒分水"があります。ここで地域の子どもたちと一緒に英語を楽しんで過ごしてきました。
教室を始めた時、横にいた小さな息子たちは社会へ出て行きましたが、今でも教室では代々の子どもたちが私の相手をしてくれているのは有難いことです。
多読を始めてからは、中学生になってもそのまま残れるようになり、小学生英語に専念してきた私は中高生との新たな楽しみ方も知ることが出来ました。
日常では馴染みのない外国語になれ親しみ楽しむ英語のお教室、ここで過ごした時間が子どもたちにとって、"上手に英語を使える大人になる準備期"になって欲しいと願っています。
英語の絵本を読む
さて、山あり谷あり、川も野原も通って来たように思う教室ですが、現在はレッスンの一部に絵本の多読を取り入れています。英語がほぼ読めない、分からないという小学一年生から多聴多読をやっています。
そもそも英文が読めないのにどうやって「読む」のでしよう? はい、確かに読んでいます。彼らは文字ではなく「絵」を読んでいます。つまり、場の空気や人の気持ちを読むように、絵本から「ある世界」を読んでいることになります。
この「絵を読む多読」は当ブログサイトの舵取りをして下さっている鈴木祐子先生に教わった方法です。
英語がまだ分からない一年生が英語の絵本を楽しんでいる時、ほとんど英文のことなど気に留めていないように見えます。そのうちその様子をご紹介できる機会があればと思っていますが、単純に本を楽しむなら母語の方が手っ取り早いのに、なんだかなぁ。。。
なんて思われませんか?
私は思ったことがありました。そして、そこに書いてある肝心な英文の意味はいったいいつ知ることになるのでしょう。。。
何かが起こる
そんなふうに、「子どもが母語ではなく外国語で絵本を読むこと」について考えていると、私自身の中に子どもの頃からずっと消えなかった"火種"があることに気付きました。
実は私にも、よく分からない英語をひたすら聴き読みしながら自己流で楽しんでいた小学生時代があって、それは大学生になっても続いていたのですが、子どもの頃に点ったその火種のおかげで、のちに「そうだったんだ」と強く胸を打たれる出来事を経験することになります。43年も経っていました。
教室の小学生たちも"よく分からない英語を聞きながら絵本を楽しむ"ことを続けていると何かが起こるに違いない、とつい思うわけです。
そんなことも絡めながら、読み聞かせや多読を続ける間に起こった面白いことや疑問、気づきいろいろ諸々、自分の視点で、がんばらずに綴っていければしあわせです。
本記事は
読み聞かせ&多読
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の自己紹介です
文: Toyoko Hayashi
神奈川県 川崎市
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