Buddy Readのススメ

こんにちは。
函館のMIKIです。

いつのまにか3月も半ば。
あちこちから梅や桜の便りが聞こえてくるようになりました。
函館はさすがに梅や桜はまだまだ先ですが、日当たりの良いところでは、ふきのとうや小さな芽が顔を出し始めています。

さて、みなさん、Buddy Readって聞いたことありますか?

わたしが"Buddy Read"という言葉を初めて知ったのは、たぶんTwitterです。
これまで、ちょうどタイミングが合って参加できたのは、Lous Sachar の Someday Angeline、Percy Jacksonシリーズ、Jacqueline Wilson の Dustbin Babyなどなど。
十数年ぶりに再読したものもあれば、有名な作品なのになんとなく手が伸びなくて初挑戦したものもありました。

誰かが「◯◯(ほんのタイトル)を一緒に読んでくれる人〜?」と仲間を募集して、何人か集まるとグループを作成してスタート。
読むペースは1日◯章or◯ページずつ、または日曜日までに◯ページまでなど、その時読む本や集まったメンバーによっていろいろです。

"読書会"や"ブッククラブ"のように、期日までに自分で本を読了しておいてから集まって話し合いをするのではなくて、一定量を少しずつ読み進めながら、そこまでの範囲でならおしゃべりしてもいいよ、もし勢いがついちゃって続きを読んじゃったとしても、ネタバレはしないでねーという感じです。

わたしは今現在、2種類のBuddy Readに参加中。
ひとつは 『エルマーのぼうけん』My Father's Dragonシリーズ。参加者が約20人という割と大きめのグループです。すでに何度か再読した作品なので気楽な気持ちで皆さんのおしゃべりを楽しんでいます。こちらは現在すでに3巻に突入しています。
もうひとつはKen Folletの長編シリーズThe Century Trilogyの第1巻 Fall of Giantsです。こちらは初読。皆さん読むのがとても速くて…途中から同じペースで読むのを諦めて、自分のペースのんびり追いかけているところです。

Buddy Readって何?
そもそもBuddy Readって何なの?と気になったので、ちょっとググってみました。

"Buddy Reading"という言葉でヒットするものが多く、いろいろな説明がありましたが、ざっくりまとめるとこんな感じのようです。

Buddy Read is to read a same book with someone at the same time and discuss it during process.

要するに、"本を誰かと一緒に読みながらあーだこーだおしゃべりする"ってことですね。
(あら?なんかどこかで聞いたような説明ですね 笑)

アメリカなどの学校では、本を読むのが苦手な子たちのために"Buddy Reading Program"として行っていたりもするようです。年長の子が年少の子とペアを組んで読むことで、年少の子は年長の子をモデルとして本を読む楽しさを知ることができ、年長の子は自信を取り戻したり、面白さを見出したりできるなどのメリットがあるのだとか。



Buddy Readのいいところって?
Buddy Readのいいところは何でしょう?

○新しい友達ができる
○その本に関わるの情報を得ることができる
○わからないところを確認できる
○自分にはない視点を持つことができる
○とにかくおしゃべりが楽しい

などなど、人によっていろいろあると思います。

わたしは、
○メンバー同士のフラットな関係性の中で話ができる
というところをあげたいと思います。

先生がいるわけでもなく、正しい読みや理解を押し付けられたりもしない。
ある意味、みんなが先生でみんなが生徒。
どんな読み方をしたっていいよっておもしろがって許容してもらえる場。

その場に集まったいろんな人たちのものの見方や感じ方に驚いたりおもしろがったり感心したりしているうちに、自分のものの見方もなかなかおもしろいかもって思えてくる…

「しあわせな読み聞かせ がんばらない多読」のメンバーが中心となって開催している、"英語絵本リーディングサークル Wily-Nilly"も、そんなフラットな関係性の中で楽しい時間を過ごせる場のひとつかなと思います。


ここからはリマインドです。

第4回 英語絵本リーディングサークルWilly-Nillyは、3/28(火)10:00から開催します。
タイミングが合いましたら、ぜひぜひご参加くださいね。申し込み締め切りは3/26(日)21:00です。

お申し込みはこちらへ↓


        文: MIKI
       北海道函館市 
         

しあわせな読み聞かせ がんばらない多読

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